インプラント治療の流れ
インプラント治療はあくまで「手術」でもあるため、来院直後に行われるものではありません。 必ずいくつかの確認を行った上で治療を開始するという流れがあります。
まず最初に、問診と検診を行います。レントゲンを撮り、口内の状態を確認します。 レントゲンを確認しながら現在の口内の状態はどうなっているのか、今後インプラント治療を受ける際、 どのような流れで、どう言った方法で治療を行っていくのかと言う詳細な説明を受けます。 この時点でインプラント治療は難しいと判断される場合もあります。
インプラント治療を行うことが決定すると、次にスケジュールの確認、 手術方法などの詳細なお話を聞くことになりますので、分からない点や不安な点があれば全て質問するようにしましょう。
特に麻酔方法のことなどは歯科医院によって違うこともあります。 歯科医院の中には（特にインプラント専門歯科医院）麻酔専門医が常駐しているところもありますので、 そちらにも詳細を聞くようにするとより安全です。
インプラント治療を行う確認ができると、いよいよ治療が始まりますが、手術自体は1日で短時間のものですので入院の必要はありません。 治療方法によっては2度の手術が必要になる場合もありますが、事前に歯科医師から指示を受けているはずですので、それに従いましょう。
手術後は半年程度の通院が必要になります。埋め込んだインプラントが安定しているかの確認を定期的に行わなければならないためのもので、 大体3ヶ月～半年で安定してきますが、手術方法などによっては1年程度かかる場合もあります。インプラントが安定すれば、 以後は通常通りの生活を送ることが出来るようになります。
